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信用買い残 = 「将来の売り予約」
信用買い残とは、証券会社に借金して株を買った人が、まだ売らずに持っている量のことです。
どんなに遅くとも返済期限内には「売り」として降ってくる予約票と言い換えることもできます。
- 買い残が多い = 崖の上でたくさんの人が「売りたい」と待ち構えている状態(=株価の重し)
- 買い残が少ない = 売りたい人がいなくなり、身軽になった状態(=反発の準備完了)

【実例】レーザーテック(6920)の需給を見てみよう
現在のレーザーテックのデータを例に解説します。
| 項目 | 数値(2026/2/13時点) | 投資家はこう見る |
|---|---|---|
| 株価 | 30,860円 | 調整局面 |
| 信用買い残 | 約280万株 | 赤信号: 前週比+62万株。安値で買った人が急増。 |
| 信用倍率 | 6.36倍 | 重い:買い方が売り方の6倍以上 |
株価が下がっているのに「買い残」が増えるのは、典型的な「需給悪化」です。
「安くなったから買おう」と信用で買った人たちが、さらなる下落で含み損(シコリ)を抱えています。
株価が少し上がると、彼らの「助かりたい売り」が出るため、一筋縄では上がりません。

明日から使える!「信用買い残」3つの活用方法
① 「やれやれ売り」を回避する
株価が反発しても、「買い残」が減っていなければ、それは一時的なリバウンドに終わる可能性が高いです。買い残がしっかり整理されるまで待つのがセオリーです。
② 「踏み上げ」の爆発を狙う
信用倍率が1倍以下(売り残 > 買い残)の銘柄はチャンス!株価が上がると、空売りしていた人が「損切り(買い戻し)」を強制されるため、ロケットのような急上昇(踏み上げ)が起こりやすくなります。
③ 「6ヶ月の呪い」を解く
大きな山を作った日から半年後は、信用買いの「返済期限※」です。
含み損を抱えた人が強制的に売らされるため、一時的にドカンと下がることがありますが、そこが「絶好の買い場」になることも珍しくありません。
※制度信用6ヶ月の場合

「信用買い残」を楽天証券ツールで調べる方法
PC(マーケットスピード II)
- 個別銘柄 > 市況: 右側の「信用残」をチェック。
- チャート: 右クリック > テクニカル > **「信用残」**をON。
- 株価の線と、買い残の棒グラフを重ねて見るのがコツです!
スマホ(iSPEED)
- 銘柄画面のメニューをスライドして**「市況」**をタップ。
- 一番下までスクロールして**「信用残情報」**を確認。
- 「前週比」で、買い残が増えているか減っているかに注目!
まとめ:需給は「相場の体温計」
チャートの形が良くても、信用買い残がパンパンなら、その株は「熱を出して重い状態」です。逆に、買い残がスッキリしていれば、小さなきっかけでスルスルと上がります。
銘柄を選ぶときは、「この株は、身軽かな?」と調べる癖をつけましょう。

