YouTube チャンネル 『バクカブ TV』 近日公開予定 詳細を確認

銘柄分析:アルメディオ (7859)

事業概要と市場の立ち位置

**アルメディオ (7859)**は、東証スタンダード市場に上場する企業です。元来はCD・DVDのテストディスクで世界的なシェアを誇っていましたが、現在は「高機能断熱材」を中心とした製造販売を主軸としています。

同社はスタンダード市場銘柄ながら、次世代材料である**「カーボンナノチューブ(CNT)」の開発・実用化に注力しており、投資家の間では将来の爆発的な成長を期待される「実質的なグロース・テーマ株」**として非常に高い注目を集めてきました。特に半導体製造装置や電気自動車(EV)関連の材料メーカーとしての地位確立を目指しています。

直近の動向:主力事業の苦戦による急落

2026年2月4日に発表された第3四半期決算では、売上高は堅調ながらも、利益面で市場の期待を大きく下回る結果となりました。

  • 決算のポイント 主力の断熱材事業において、中国経済の停滞や半導体市場の調整に伴う受注減が響き、経常利益が大幅な赤字転落、または計画未達となりました。
  • 株価への影響 これまで「ナノ材料への期待」で買われていた側面があったため、足元の本業の不振が嫌気され、株価は一時200円を割り込むまでの急落を見せています。

今後の焦点:カーボンナノチューブ(CNT)の夢と現実

アルメディオの株価を動かす最大の要因は、開発中のカーボンナノチューブ事業の進捗です。

  • 材料のポテンシャル 同社のCNTは、放熱性や導電性に優れており、次世代バッテリーや高性能半導体パッケージへの採用が期待されています。
  • 直近の期待値 現時点ではまだ売上への寄与は限定的ですが、特定の国内大手メーカーとの共同研究やサンプル供給の進展に関するニュースが出れば、一気に「思惑買い」が入る性質を持っています。
  • 需給面 今回の急落で多くの信用買い残が整理された(投げ売りが出た)可能性があり、需給が軽くなれば反発も早くなりますが、現状はまだ「底値模索」の段階です。

4. 投資戦略:エントリー&エグジットポイント

大きな負の材料が出た後であることを踏まえ、慎重な時間軸設定が求められます。

【短期投資:リバウンド狙い】

  • エントリーポイント 直近の心理的節目である200円前後、もしくは昨年来の安値圏である180円〜185円付近。下げ止まりの陽線が確認できたタイミング。
  • エグジットポイント 急落前の水準である240円〜250円付近。この付近には戻り売りを待つ投資家が多いため、まずは利益を確保するポイントとなります。

【中長期投資:ナノ材料の商用化期待】

  • エントリーポイント 本業の断熱材事業の在庫調整が完了し、四半期ベースで黒字復帰を確認した後。具体的には25日移動平均線を明確に上抜け、トレンドが転換してから。
  • エグジットポイント かつての高値圏である350円〜400円。CNTの採用決定などのポジティブなプレスリリース(IR)が重なることが条件となります。
  • 損切りライン 歴史的な支持線である170円を終値で割り込んだ場合は、成長シナリオの前提が崩れる可能性があるため、一旦の撤退を推奨します。
バクカブの分析を拡散
  • URLをコピーしました!

バクカブ主宰

目次